産業用3Dプリンティングは、プロトタイピングから大量生産へ
自動車・医療・食品・ファッションなど、さまざまな産業界に導入されている3Dプリンティング。近年、その用途はプロトタイピングから大量生産へと変化し、2026年には市場規模が52億ドルに達すると予測されています(出典元:株式会社グローバルインフォメーション)。3Dプリンティングの普及によりプリンターや材料の種類も多様化し、ユーザーが抱える課題も増加しています。
ニーズ
導入前の実態・課題
水のようにサラサラな低粘度材料を、精密に3Dプリントしたい
ソリューション
課題の解決策
ノズル専門家のノウハウをフル活用した、カスタムノズルの開発
ポイント
導入決定の理由
金属加工と3Dプリンティングを知り尽くした、テクダイヤにしかできないノズルの提供
リザルト
状況と効果
低粘度材料でも安定した印刷を実現し、量産開始
ニーズ導入前の実態・課題

水のようにサラサラな低粘度材料を、精密に3Dプリントしたい

自社で開発した低粘度材料の3Dプリンティングに課題を抱えているお客様よりお問い合わせをいただきました。お客様の課題は以下の3つ。

  1. プリンター純正ノズルのリトラクト(引き上げ)の効きが悪く、造形が荒れてしまう。
  2. 特殊なインフィル構造を精密に印刷する必要があるため、糸引きを抑えたい。
  3. プリンター純正ノズルお尻部分(入力側)と、プリンター機構との間に隙間があり、炭化物が発生してしまう。

量産を視野に入れており、精密な印刷を安定的にできる3Dプリンター用ノズルを探されていました。

ソリューション課題の解決策

ノズル専門家のノウハウをフル活用

半導体製造業界をはじめ、バイオマテリアルプリンティングや医療試薬塗布など、様々な産業用途にオリジナルノズルを提供してきたテクダイヤ。ノズル専門家のノウハウをフル活用し、お客様の課題を解決するカスタムノズルを開発しました。

ノズル先端は、ディスペンサーノズル“ARQUE”の形状を採用。先端端面にはラップ加工を施し、材料の這い上がりと糸引きを抑制しました。

ARQUE外観写真と図面

 

ノズル内部は、3D用精密ノズル“kaika”と同様、30度テーパーを採用。先端内径とテーパー部の繋ぎ目を30度にすることで流動性を高め、高い加工精度で内径表面も滑らかなため、レスポンスの良いスムーズな材料の押し出しを可能にしました。

3Dプリンター用精密ノズル”kaika”内部

 

材料の流動性を高めつつも、リトラクトが効くように、先端内部長さは配管抵抗を考慮した設計に。また、プリンター機構とノズル入力側との隙間が埋まるよう、ノズル形状をカスタマイズしたことで、材料滞留と炭化物発生を抑制しました。

ポイント導入決定の理由

金属加工と3Dプリンティングを知り尽くしたノズルの開発

金属加工と3Dプリンティングを知り尽くした、テクダイヤにしか提供できないノズルの提供で、プリンタ純正ノズルでは不可能だった高精度印刷を実現しました。

リザルト状況と効果

テクダイヤのノズルは、材料を選ばない。低粘度材料でも安定した印刷を実現し、開発品を量産へと導きました。

ホビーユース、産業用途問わず、テクダイヤ製ノズルに切り替えたことで、造形精度の改善に貢献してきた実績があります。プリンタや材料、お客様の抱えている課題に合わせたカスタムノズルの提案も可能です。ぜひ気軽にお問い合わせください。

カテゴリー: 3Dプリンティング

関連ページ

 

製品ページ:3Dプリンター用精密ノズル(kaika)

 

お知らせ

 

6/19(水)〜21(金)東京ビックサイトにて開催の「次世代3Dプリンタ展」に出展いたします。ブース等詳細は追ってお知らせいたします。

お問い合わせ

03-5765-5400
営業時間 9:00-17:45

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